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2012.02.02 Thursday  | - | - | - | 

奥田 英朗『町長選挙』

町長選挙
町長選挙
奥田 英朗
離島に赴任した精神科医の伊良部。そこは、島を二分して争われる町長選挙の真っ最中だった。伊良部もその騒動に巻き込まれてしまい…。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」でお馴染みの、トンデモ精神科医の暴走ぶり健在!

トンデモ精神科医伊良部の第三弾。
う〜ん、面白いんだけど、ちょっとトーンダウンかな〜
それとも、伊良部の非常識さに、私が、慣れちゃったせい?
今回、モデルとなっている人物が、誰だと分かる分、面白いかな〜と思ったんだけど、
意外と冷めて読んでしまった。
その当時、話題になった人物を取り上げたのはヒットなのかもしれないけど、
それがかえって、私には、何だか嫌に思えたのかも。
それにしても、このモデルとなった人達から、クレームは来なかったのかしら?
こっちが気になるぅ〜
2006.11.15 Wednesday 14:18 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・小説 | 

西川 美和『ゆれる』

ゆれる
ゆれる
西川 美和
東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟、だが二人は互いを尊敬していた、あの事件が起こるまでは…。監督デビュー作『蛇イチゴ』で映画賞を総ナメにした俊英・西川美和が4年ぶりに挑んだ完全オリジナル作品を、自らが小説化。

いや〜、良かった。
登場人物の全てから、何か、人間の怖ろしさが見えてきて、気分的にはドンヨリした気分にもなったんだけど、面白かった
元々、こういう語り形式という構成が好きなので、尚更、面白く読んだんだと思うけど、
本当に上手いと思う。
まるで、芥川龍之介の『藪の中』のようだったし…
ラストシーンは、意味ありげに終わり、あとは読者にまかせると形は、
これまた芥川の『羅生門』のよう…

ああ、映画が観たかった〜!
と、小説を読んで、ますます思ったのでした。
2006.11.15 Wednesday 14:11 | comments(2) | trackbacks(0) | 本・・・小説 | 

劇団ひとり『陰日向に咲く』

陰日向に咲く
陰日向に咲く
劇団ひとり
お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。

なかなか評判が良いし、私が信用している方々の感想もなかなか好評。
これは、期待できるかも!と思いつつも、
それでも、どこかで全く期待していない私でした…
が、これがこれが、なかなか良いではありませんか!

やっぱり、たどたどしい文章だな〜とか、
物足りなさ…っていうか、「あと、もうちょっと…」って感じもしてしまいましたが、充分、楽しく読めました。
小説には、ちょっと変わっていて、不器用な人達が様々出てくるのですが、
劇団ひとりがネタでやっていそう!と思うような人々でした。

一つ一つの短篇自体も面白く読んだけど、それらがリンクするという小技(?)まで使っているなんて!
感心しちゃいました。(何だか、私って偉そうだね。)

ああ、益々、劇団ひとりのファンになりそうだわっ
2006.05.30 Tuesday 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・小説 | 

伊坂 幸太郎『オーデュボンの祈り』

オーデュボンの祈り
オーデュボンの祈り
伊坂 幸太郎
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

今更ながら、伊坂本デビュー。(遅っ)
で、さっそく、デビュー作を読みました。
面白かった〜。
そして、これが、デビュー作とは驚きました。
ジャンル分けが出来そうにない不思議な作品ですね。

伏線のはり方がうまい。
そして、決して、すべてが気分の良い場面ばかりの話ではないのに、読み終わった後には、爽快感がありました。
2006.03.28 Tuesday 15:14 | comments(2) | trackbacks(2) | 本・・・小説 | 

姫野 カオルコ『ハルカ・エイティ』

ハルカ・エイティ
ハルカ・エイティ
姫野 カオルコ
大正9年、関西生まれの持丸遥は淡い恋も経験しつつ女学校を卒業。見合い結婚という平凡な人生だったが、戦争が運命を狂わせていく

とても楽しく読みました。
微笑ましかったり、くすっと笑えたり、時には、ほろりさせられたり…
とてもいいです。
いや〜、巧いですね〜。
とにかく、ハルカをはじめとする登場する人物のキャラクターがとてもいいです。
ただ、ハルカを含め、みんなが、とてもいい人。
(ハルカの妹の時子は、問題があるけど…)
それがな〜。
ちょっとね…物足りないっつうか…なんだかな〜と思ってしまうというか…
私の性格が、いつもマイナス思考で、どちらかというと時子タイプに近い、ちょっと問題あり(?)の性格だから、こう思ってしまうのかもしれないけど。(時子よりは、マシだと思いたいが…苦笑)
とにかく、ドラマに出来そう。
特に、NHK好みかな。
2006.02.07 Tuesday 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・小説 | 

恒川 光太郎『夜市』

夜市
夜市
恒川 光太郎
選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作。
何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。

ホラー小説だから、怖いのかな〜と思っていたけど、怖さよりも、悲しさや切なさを感じる小説でした。
民俗学的な要素も感じられ、興味深かったです。
結末は、こうなるのかな〜。とか、こういう展開なのかな〜と、いつものように予想をしながら読んでいたのですが、ちょっと違っていました。
先を想像できそうで、出来きない展開が待っていました。

これがデビュー作とは、驚き。
2006.01.04 Wednesday 10:27 | comments(1) | trackbacks(4) | 本・・・小説 | 

栗田 有起『マルコの夢』

マルコの夢
マルコの夢
栗田 有起
パリ、日本。幻のマルコをめぐる奇妙な冒険譚。
姉の依頼でフランスへ渡った一馬。三ツ星レストラン「ル・コント・ブルー」で働くことに。幻のマルコ買いつけのために日本に戻ったが…。はたして一馬はマルコにたどりつけるのか。

ほわほわした感じ?ふわふわした感じ?っていうか…
何だか、ほのぼのした感じ。
そして、栗田さんならでは、ちょっと奇妙な物語。

いつもなんだけど、会話の部分がいいです。
今回、主人公が名古屋出身だということで、名古屋の風景や、母親との会話が名古屋弁だったりしました。
(そういえば、栗田さんって、名古屋の大学にいたんだよね。)

この小説が、今年の読み納めとなりました。
2005.12.30 Friday 10:15 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・小説 | 
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