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2012.02.02 Thursday  | - | - | - | 

岸本 佐知子『気になる部分』

気になる部分
気になる部分
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.11
岸本 佐知子著
白水社 (2006.5)
通常24時間以内に発送します。

眠れぬ夜の「ひとり尻取り」、満員電車のキテレツさん達、屈辱の幼稚園時代−。ヘンでせつない日常を、強烈なユーモアとはじける言語センスで綴った、抱腹絶倒のエッセイ集。

すでに、単行本を持っているんだけど、やっぱり、新書になったっつうなら、買いでしょう!
ということで、買いました。
(お気に入りの本は、単行本も文庫も買っちゃう…貧乏のくせに…)

で、この新書には、ボーナストラック付き!
これが、また面白い!
新書のための「あとがき」も、面白い!
さすが、岸本さん!

オススメ!
2006.06.03 Saturday 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 

柴田 元幸『猿を探しに』

猿を探しに
猿を探しに
柴田 元幸
夕暮れどきはさみしそう、時間雑感、会議は眠る、犬が西向きゃ、死んでいいかしら他22篇のエッセイを収録。
『大航海』の連載を中心にまとめる。巻末にイラストレーター・きたむらさとしとの対談を収録。

相変わらず、面白いエッセイ集。
巻末に、『死んでいるかしら』の続き、イラストを描いた きたむらさとしとの対談があって、これも面白いし、笑えます。
この対談の中で、柴田元幸自身が、自分の翻訳の読む読者は「男女限らず、わりと真面目な人」が多いと言ってます。
又、同僚だった佐藤良明(一緒にエッセイ集も出しています)と同じ仕事部屋だったとき、佐藤良明のところに来る学生は、変な学生ばかりで、一方、柴田元幸のところに来る学生は、みんな「まとも」。
佐藤良明は「変」で、柴田元幸は「まとも」だから…と考えると、普通は、柴田元幸の方が「いいじゃん」と思えるような気がするけど、柴田元幸自身は、「変」っていうことが、すごい誉め言葉と思っているから、このことで、自分を卑下しているらしいです。
ちょっと、気持ちが分かるようなエピソードでした。
2003.10.25 Saturday 10:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 

柴田 元幸『舶来文学 柴田商店―国産品もあります』

舶来文学 柴田商店―国産品もあります
舶来文学 柴田商店―国産品もあります
柴田 元幸, きたむら さとし
「舶来」のオーラも消え果てた現代に舶来文学の店とは、とご心配の方、ご安心下さい。国産品もございます。
店主の好みの舶来品、国産品とりまぜた興味深い134冊を雑貨屋風に並べた書評の店です。

書評の本なのですが、どちらかというとエッセイって感じです。
外国文学に限らず、日本の本も紹介しています。
相変わらず、面白く読めます。そして、紹介されている本が、あれもこれもと読みたくなります。
おかげで、読みたいと思った本のページに付箋を貼っていたら、膨大な付箋の数になってしまいました。
例えば、回文(上から読んでも、下から読んでも同じってやつですね。)の本『まさかさかさま』。
その続編として出た、濁点をつけると意味が変わってしまう文を集めた『ききちがい<今様懸け詞>』。
野中柊『アンダーソン家のヨメ』に所収の「ヨモギ・アイス」は、日本で戦後ずっと理想と教えられてきたアメリカ的民主主義理念の論理的発展に「ふん!」と否定しているような話。
(こう言い切ってはいけないような話の内容ですが…)
その他にも、読みたくなるような本がたくさん、紹介されています。

この本の最後には、特別付録として、柴田元幸の文が問題となっている高校の入試問題がついてます。
一応、解いてみました〜

『死んでいるかしら』に続いて、きたむら さとし氏のイラストが満載。
特に、表紙の招き猫の絵は、インパクトあります。
2003.10.17 Friday 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 

深町 真理子『翻訳者の仕事部屋』

翻訳者の仕事部屋
翻訳者の仕事部屋
深町 真理子
作品ごとに異なる人生を生きる。原作の息吹を自分の言葉を使って伝える。訳者は「役者」なのだ。
手がけた翻訳は200冊以上。とにかく本が好き、人前に出るのは嫌い。
考古学者のようにあれこれ調べて推理して、答えを掘りあてたときは、こたえられない。
そんな翻訳稼業のあれこれを語る、待望のエッセイ。(本カバーより)

いろいろな雑誌などで書かれたものから、重なるものなどを省くなどして選び、まとめられたエッセイ。
ベテランの翻訳者なので、有名な人ですよね。
私は、アガサ・クリスティが好きなので、深町さんの翻訳のものも読んだので、なじみ深く、まだ未読ですが、何年か前、『アンネの日記』の完全版が出て、話題になりましたが、その本を翻訳したのも、深町さん。
このエッセイ集には、もちろん、その『アンネの日記』の翻訳秘話や、アガサ・クリスティの翻訳についても、述べられています。
内容が重ならないように選ばれたエッセイなんですが、一貫して、「訳者は役者」と言われているので、その話題が続きます。(というか、似たようなお話ばかりっていうか…)
この一貫した態度があるからこそ、今も活躍している翻訳者なんでしょうけど、読んでいて思ったことは、とっても頑固で、プライドが高く、気むずかしそう…
自分の翻訳に対する考えが、絶対!って感じがしました。(私にはですが…)
そのくらい自信がないと、駄目なんでしょうけどね…

巻末に、「フカマチ式翻訳実践講座」がついていて、面白かったです。
2003.10.13 Monday 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 

柴田 元幸『愛の見切り発車』

愛の見切り発車
愛の見切り発車
柴田 元幸
最先端の海外文学を全部読んだ気になれるエッセイ集。(帯より)

帯にあるように、海外文学、特にアメリカ文学を読んだ気になれます!それから、アメリカ文学(論)について、勉強した気にもなれます!
アメリカの作家は、ほとんどみんな、「アメリカとは何か」という問いに行きつくようです。
これって、アメリカならでは、だそうで…言われてみればそうですね。
「日本とは何か」という問いに行きつくような小説を書く作家って、あんまり思いあたらないですよね。

日本ではまだ、翻訳されていない小説も紹介されています。
これが、面白そうなんです!(柴田元幸が紹介すると面白く感じるのかもしれませんが…)
ああ、英語がスラスラ読めたら、どんなに良いでしょう…
(と思い、また新たな英語の本を買ってしまった私…)

それから、このエッセイ集には、作家へのインタビューもあって、豪華です。
ポール・オイスターやスティーヴ・エリクソン等々。
インタビュー内容も興味深く読みましたが、ポール・オイスターの写真もあって、これがカッコイイ。
私にとって、一番の発見でした!←オイオイ
2003.10.13 Monday 11:37 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 

鴻巣 友季子『翻訳のココロ』

翻訳のココロ
翻訳のココロ
鴻巣 友季子
これまで数多くの訳書を手がけ、「嵐が丘」の新訳も刊行する翻訳家の著者が、「翻訳」とその周辺を面白く語るエッセイ。新訳の裏話も満載。
巻末には、柴田元幸と翻訳について語り合う対談を収録。

翻訳家のエッセイ大好き!な私。
おまけに、柴田元幸さんとの対談つきだもん。
そして、あの「嵐が丘」の新訳をした人ということで、興味がありあり。
という訳で、読んでみました。

とにかく、読んでいて、一番思ったことは、翻訳というものが、一体どういうものなのか。どういうことなのか。を真剣に考えているということ。
自分の生業として、長年翻訳をしているうちに、いろいろ考えるようになっていくんでしょうね。何だか分かるような気がします。
鴻巣さんは、いろいろな職業の人達に会い、いろいろな職業や人達の本を読み、翻訳業との接点を見いだしています。
この読書量も多く、さすが!って感じです。
翻訳とは○○だ…って感じで喩えが出てくるのですが、バレエだったり、彫刻だったり、料理だったり…
実に様々な職業との接点をもとに、翻訳とは何か?という鴻巣さんの考えが述べられています。

「嵐が丘」の翻訳の裏話もたくさん。
パソコン2台がオーバーヒートするくらいだったり、病院に担ぎ込まれるくらい、大変な翻訳作業であったことが分かります。
また、周りから、「お子さんを、もうそろそろ、いかがですか?」と聞かれても、「わたしにとって、『嵐が丘』が子どもですから」とすんなり答えられるようになるくらいになっている鴻巣さん。
『嵐が丘』の翻訳のために、子どもをあきらめたそうです。スゴイの一言。
これほど、打ち込んだ鴻巣さん翻訳の『嵐が丘』を是非読みたくなるエッセイでした。
2003.09.02 Tuesday 14:20 | comments(0) | trackbacks(0) | 本・・・柴田元幸+翻訳家のエッセイ | 
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